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 入社以来7年間、電子材料の営業に携わっています。三菱樹脂は、エレクトロニクス製品に使用される素材でも実力があり、数々の有力製品を開発・販売してきました。この部署を志望したのは、当初は「時代の先端に関わって仕事ができるのでは」という漠然とした憧れからです。実際の営業の現場は、まさにイメージしていた通りでした。私たちが扱う製品は、カタログだけで売れるものではありません。お客様であるメーカーのニーズに合わせて、社内の技術者と連携しながら、スペックにあった製品となるようカスタマイズしなくてはなりません。まだ世の中に発表されていない製品の開発段階から、関わる必要があるのです。エレクトロニクス製品の性能向上を追求すれば、当然、素材にも新たな機能が求められます。お客様のニーズに応えるうちに、それまで三菱樹脂のラインナップにはなかったまったく新しい素材が生み出された、というケースもあります。お客様のどんなニーズにも対応できる技術力を培っていることが三菱樹脂の強みであり、それは私たち営業にとっても大きな武器になっています。
 エレクトロニクスの世界は進歩が速く、そこに提案を仕掛けていく私たちにもスピード感が求められます。常に新しい機能をもった製品を作り出してお客様に提供していかなければ、すぐに置いていかれてしまう。そうしたスピード感の中で多くの仕事をすることで、ビジネスの力が鍛えられているということを実感できます。これまでいちばん印象に残っている仕事といえば、グローバルに事業を展開している大手携帯電話メーカーの案件です。そのときは、携帯内部のパッキング部材として使われるシリコーンゴムを主に担当しており、そのメーカーに何とか採用してもらおうと果敢にアプローチをかけました。携帯メーカーの担当者へ試作サンプルを提供の上、プレゼンテーションし、「こうした性能をもっと出せないか」という要望を引き出す。引き出した要望を三菱樹脂の技術部門にフィードバックして製品を改善する。そうしたやり取りを何十回と繰り返しました。場合によっては担当の技術者を連れてメーカーを訪問。まさに総力戦です。そうした暁に「これで行こう!」と決まった時、本当に大きな達成感がありましたね。
 このようなプロセスを経て、私たちが提供するようになったシリコーンゴムは、そのメーカーが全世界で販売している機種に搭載されています。その数は何と6000万台を超えています!ブラジルでも販売されて、私の仕事が地球の裏側まで及んでいるんだと知った時は、とても感慨深いものがありました。世界といえば、自身の営業の舞台もグローバルになりつつあります。アジアを中心としたお客様のとのビジネスも近年大きく拡大し、中国の上海や深  などへの出張を何度も経験しています。グローバルなコミュニケーションスキルを磨くため、社内で開催されている英会話トレーニングにも参加しています。営業活動と並行して、社内の業務改革プロジェクトの一員に選ばれ、効率的な営業フローの構築にも取り組んでいます。高い視点から“社内コンサルティング”を手がける機会を与えられ、経営企画の業務にも関心が出てきました。いろんなキャリアの選択肢を提供してくれるのも、三菱樹脂で働く魅力のひとつだと思います。これからもいろんな場を経験して、自分の器を大きく広げていきたいですね。
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