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三菱樹脂の事業所を訪問してみよう!
松井純「IBUKI」の市場を産み出して行くポジションで奮闘中。
いつかは「松井プロジェクト」を率いてみたいですね。
メンバー3名のプロジェクトで、新製品を開発していく。
若手の私も重要な役割を担う。
いま私が所属しているのは商品開発研究所です。いままでにない機能を持った商品を世の中に提案していくためのR&Dを担っています。ここには基礎研究を手がける基盤技術部と、そこで研究された技術を製品に落とし込んでいく開発部があり、私が属しているのは後者。その中で“山田プロジェクト”と呼ばれる開発チームに属しています。開発部では、リーダーの名前を冠に付けた開発プロジェクトがいくつか展開されていて、大学の研究室に似た雰囲気があります。ちなみにプロジェクトのメンバーは私を含めて3名と少数体制。ですから若手の私でもプロジェクトの主要な役割を担っており、責任も大きいのですが、それだけにやりがいも感じています。
もともと私は大学院で材料化学を専攻していたこともあり、化学メーカーへの就職を考えていたのですが、原料だけを研究するのではなく、最終製品も見えるような開発業務に取り組んでみたいという希望を抱いていました。いまの私のポジションはまさにイメージしていた通りです。
お客様側のエンジニアの方々と議論を繰り返し
2年半かけてようやくゴールが見えてきた。
私のプロジェクトが手がけているのは、「IBUKI」という製品の新規用途の開発。「IBUKI」というのは、お客様のニーズに基づいて基盤技術部で研究された三菱樹脂独自の熱可塑性の絶縁フィルム。優れた寸法安定性や高周波特性、加工性をもったエンジニアリングプラスチックで、プリント基板に用いられるものです。熱を加えることで何層ものフィルムを一括して圧着でき、特性を活かしてプリント基板の高多層化を容易に図ることできます。私たちがいま取り組んでいるのはまさにこのテーマで、さまざまなお客様の要求仕様に合わせて材料設計・成形加工の両面から改良に取り組んでいます。
常に数社のお客様の開発案件を並行していますが、ある大手メーカーと開発しているスペックが新たな「IBUKI」のグレードとして形になりつつあります。私にとっては初めての製品化。開発チームに異動して以来、足かけ2年半のプロジェクトでした。お客様からのリクエストに応じてサンプルの仕様を決定し、サンプル評価結果のフィードバックに対して改善を加え、さらに提案……。このサイクルを何度も何度も繰り返し、お客様のもとにも頻繁に足を運ぶ。まさにお客様と一緒に創り上げてきました。なかなか前に進まずに苦労することも多かったのですが、お客様側のエンジニアの方々と議論するのは楽しかったですし、お客様側の出した条件をクリアした時はやはりうれしい。そんな積み重ねの末に、ようやく私の努力が身を結ぼうとしていると思うと感慨深いものがありますね。
いろんなチャンスを与えてくれる会社だから、
どんどん自分のキャリアの幅を広げていきたい。
IBUKIはプリント基板に利用されるため、化学の知識に加えて、エレクトロニクスの知識も求められます。私は化学出身なので、エレクトロニクスに関しては勉強しなければならないことが次々に出てきます。経験や学習、お客様とのやりとりの中で身につけてきたノウハウを活かしつつ、どんな開発要求が寄せられようと即座に最適な提案できるようなエンジニアになりたいですね。
また、開発部でキャリアを積んでいくからには、やはり自分の名前を冠したプロジェクトを率いてみたいです。さらに先を考えれば、このIBUKIをもっと世の中に普及させるために、製品開発以外のアプローチも経験してみたい。最前線でお客様に提案していくような営業も、一度は手がけたいと思っています。自ら望めばどんどんチャンスを与えてくれる会社ですから、いろんな仕事を経験して、自分のキャリアを大きく広げていきたいと考えています。
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