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研究開発体制

企業の持続的成長には、継続的な新商品開発が欠かせません。開発型企業を目指す三菱樹脂の基本は、「全員営業・全員開発」。マーケティング活動から事業化にいたる一連のプロセスで、スピーディでタイムリーな研究開発を実現しています。また、三菱ケミカルホールディングスグループ各社のR&D部門と連携しながら研究開発活動を進めています。

商品開発基盤部門

新規事業創出・既存事業拡大の基盤部門として、技術力の強化はもちろん、研究開発の効率化や開発スピードの向上を支えています。

基盤技術研究所

高分子材料設計技術、無機材料設計技術、表面機能化技術、光学・電子機能化設計技術、CAE技術など、当社の開発力の源泉であるテクノロジープラットフォームの強化・拡充を図るとともに、次世代技術や新テーマの創出、新規事業の育成に取り組んでいます。また、既存事業や各研究開発部門の技術的課題を解決支援する機能も担っています。

物性分析センター

原材料や製品の構造解析、化学的・物理的な特性評価、さらには関連技術の調査研究を通じて、新商品開発や事業化のスピードアップを図ることをミッションとしています。また、環境保全に関する分析や測定も担い、環境に配慮したモノ造りをサポートしています。

知的財産部

長年の研究開発によって蓄積した膨大な知的財産権の管理とその活用を行っています。また、事業戦略・研究開発戦略と一体化した知的財産戦略により、効果的な特許取得を推進しています。

重点商品開発部門

重点商品開発部門は、三菱樹脂の成長事業の研究開発を担う部門です。各研究所・センターが独自の開発を行う一方で、太陽電池部材などの重要プロジェクトについては、組織横断的に連携し、研究開発を推進しています。

商品開発研究所

機能性コンポジット、バイオポリマー製品など、三菱樹脂の将来を担う大型新商品の開発に注力しています。

ポリエステルフィルム開発センター

アメリカ、ドイツにある研究開発拠点と連携しながら、グローバルな研究開発を展開し、世界市場のニーズに迅速に対応しています。光学用途に注力する一方で、自動車分野や環境・新エネルギー分野などの新規用途開拓も推進し、原料開発や製膜技術、表面機能化技術などの最先端技術の強化にも積極的に取り組んでいます。

バリアフィルム開発センター

次世代太陽電池のキーマテリアルとして大きな成長が期待される透明ハイガスバリアフィルムの開発に注力しています。太陽電池市場での競争力優位性を確保するため、さらなるガスバリア性の向上に取り組んでいます。

産業フィルム開発センター

フィルム成形と塗布技術を駆使して、自動車分野、建築分野、エレクトロニクス分野などで用いられる産業フィルムと農業フィルムの商品開発を担っています。また、太陽電池関連部材の開発にも注力しています。

無機・複合材開発センター

平塚センターでは、グリーンビジネスの推進力となるゼオライト系水蒸気吸着材を活用した設備機器をはじめ、ウレタン系橋梁床版防水や複合材関連製品の研究開発を推進しています。一方、筑波センターでは、土木資材、物流資材、ケミカル資材、冷熱管材などの開発に取り組んでいます。

平塚センター
筑波センター

開発推進部

全社的な研究開発のマネージメントを担い、研究開発活動の効率化、開発状況のモニタリング、オープンイノベーションの活用、人材育成などに取り組んでいます。さらに、国内外の市場動向や顧客動向の調査を行い、数多くある市場ニーズ・開発テーマの中から、三菱樹脂グループの強みを活かした新商品開発戦略を立案・推進し、新規事業創出をサポートしています。

新規事業関連部門

三菱樹脂の将来の中核もしくは高収益事業となる新規事業の研究開発と事業化に専心しています。

最重要テーマの事業化推進

最重要テーマについては、早期事業化を図る全社プロジェクトと位置づけています。製造・販売・技術が一体となった組織のもと、迅速に事業化を推進しています。

  • AQSOAプロジェクト
  • AFCプロジェクト
  • バッテリーセパレータープロジェクト
  • バリアフィルム・太陽電池部材プロジェクト

各事業部門

各事業部門では、迅速な顧客対応と商品開発のスピードアップを図るため、製造・販売・技術が一体となって研究開発を進めています。その一方では、組織の枠を越えた連携を図り、多様化する顧客ニーズ・市場ニーズに迅速に対応しています。

モノ造り改革部門

三菱樹脂では、開発と製造が一体となり、高品質な製品を効率よく生産する体制を整えています。
日々の技術革新が最先端のモノ造りを支え、三菱樹脂の高い競争力につながっています。

生産・設備技術部

生産・設備技術部では、新商品開発の初期段階から各部門と連携し、生産設備の設計・開発に取り組んでいます。生産技術の開発・深耕により、スピーディな生産立ち上げと新商品の高機能化・高品質化に貢献しています。

三菱樹脂グループ各社の研究開発

グループ会社では、それぞれの事業に応じた研究開発を行っています。また、アメリカのMitsubishi Polyester Film, Inc.及びドイツのMitsubishi Polyester Film GmbHの研究所では、ポリエステルフィルム開発センターと連携し、光学用途、太陽電池用途をはじめ、エレクトロニクス、メディカル、工業用途、包装用途など市場ニーズに直結したポリエステルフィルム事業の研究開発を行っています。さらに、戦略的提携を実施しているQuadrant グループとは、エンジニアリングプラスチック製品や高機能成形材といった分野で協同し、シナジーを追求しています。
三菱樹脂では、海外のグループ各社のR&D部門と連携して、マーケティング活動を強化するとともに、地域の特性に合わせたグローバルな研究開発を推進しています。

Mitsubishi Polyester Film, Inc
(アメリカ・サウスカロライナ)
Mitsubishi Polyester Film GmbH
(ドイツ・ヴィースバーデン)
Quadrant AG
(スイス・レンツブルグ)

三菱ケミカルホールディングスグループとの連携

三菱ケミカルホールディングスグループ全体の研究開発戦略に基づき、グループ各社のR&D部門と連携しながら研究開発活動を進めています。