三菱樹脂グループは、「恒により高い価値を創造しより豊かな社会づくりに貢献する」ことを企業理念に掲げ、社会の発展やより豊かな暮らしの創造に貢献するさまざまな商品の開発に鋭意取り組んでいます。そして、そのような新商品を社会に提供することが、事業を通じた社会への貢献に繋がるものと考えています。そのため、私たちは、「省エネルギーに貢献している」、「サスティナブルな原料を使用している」などの基準「環境貢献型商品規格」を独自に設け、この基準に適合する環境貢献型商品の製造・開発に取り組んでいます。ここでは、「環境貢献型商品」の一部をご紹介します。


トウモロコシなどの植物資源からつくられるバイオマスプラスチック。三菱樹脂は、優れた加工技術を活かして、植物由来樹脂をフィルム・シートなどの多様な商品に加工しています。二酸化炭素の排出を抑制し、限りある化石資源を節約する、環境に配慮した商品として期待されています。



低温で水蒸気を放出することができる独自のゼオライト系水蒸気吸着材です。水蒸気を吸着・脱着する性質を利用しているデシカント空調機や吸着式冷凍機などに使用されています。独自の素材設計によって、一般的なゼオライトやシリカゲルに比べて低温で水蒸気を放出することが可能なため、工場の低温排熱や太陽光熱エネルギー、コジェネレーションの排熱などを熱源に利用でき、省エネルギーやCO2排出量削減に貢献します。



フィルムタイプの太陽電池に欠かせない高機能多層フィルムとして、三菱樹脂はシリカ蒸着フィルム「テックバリア®」で培った技術を発展させ、世界最高水準の水蒸気バリア性をもつ超ハイガスバリアフィルムを開発しました。太陽電池のセルの劣化を防ぐために、ガラス並みのバリア性を実現したことによって、オールプラスチックフィルムによる薄くて軽い、フレキシブルな太陽電池が可能となります。


食品包装用ストレッチフィルム「ダイアラップ®スーパー」は、燃やしても塩素系ガスを排出しない、ポリオレフィン系の素材を使用しています。一般的な塩化ビニル製のラップに比べて厚みが薄く、比重も小さいため、商品重量を約20%削減し(当社品比)、省資源化や廃棄物の削減に貢献しています。

三菱樹脂のグループ会社MKV ドリーム社は、農業用フィルムリサイクル促進協会の一員として、農業用ビニルフィルムのリサイクルの推進に努めています。農業用ビニルフィルムは、ほぼ同じ材料でつくられているため、回収後にマテリアルリサイクルしやすく、リサイクル率は約71%となっています。

2004年6月の環境大臣の認定 (広域認定制度)に基づき、全国からアルミ樹脂複合板「アルポリック®」の廃材回収を行い再資源化を進めています。回収された廃材は、金属面材と樹脂芯材とに分離し、金属面材は再溶解、圧延して「アルポリック®」用面材として再利用します。樹脂芯材は粉砕して芯材原料として再利用します。



※環境貢献型商品(環境貢献型商品と環境配慮型商品について)
●環境貢献型商品
2011年に設定した新たな基準に合致する、環境へ貢献することができる商品群。
従来の環境配慮型商品の基準を踏まえ、自然エネルギー活用機器部材も対象としている。

●環境配慮型商品
三菱樹脂が、2002年に設定した基準に合致する環境に配慮した商品群。